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07 伊藤義貫 『仏教思想の「皆の命が輝く」幸福観 ―その 1:模索、心の働きー』

人は皆、幸福に成りたい。そして、皆一緒に、幸福を喜び合いたい。そんな幸福をどうしたら実現出来るのだろうか?その幸福の願いへの「道しるべ」であり、「ガイドブック」がこの小論文であります。但し、ここで示す幸福観は個々の欲望や都合上のものではありません。それは、全ての人間の生命の働きから享有された幸福観なのです。故に、この幸福観は求めて行く過程で「人間性を高め」「人と他者の共生の愛」が育まれます。これらの意味合いから、小論文のテーマは「皆の命が輝く幸福」と致しました。